平成22年3月
「TRACP-5b」基準範囲変更のお知らせ
謹啓 時下益々ご清栄のこととお喜び申し上げます。
平素は格別のお引き立てを賜り厚くお礼申し上げます。
この度、標記項目につきまして基準範囲を変更させていただきます。
基準範囲を設定する際には、本来健常者群を母集団として検討すべきものですが、本項目につきましては閉経後女性のデータの中に骨量減少症患者、骨粗鬆症などの代謝性骨疾患患者の測定値も含まれていたことが当該試薬メーカーからの報告により判明致しました。
また、本検査の主要な目的である骨粗鬆症治療効果判定につきましては「日本骨粗鬆症学会骨代謝マーカー検討委員会」によるガイドラインにおいて“40〜44歳の健常閉経前女性のYAM（Young Adult Mean;若年成人平均）を基準範囲とする”と定義されていることから基準範囲より「閉経後女性」のカテゴリーを削除させていただきます。
先生方におかれましては、突然の変更により多大なご迷惑をお掛けすると存じますが、事情をご賢察の上、何卒ご了承の程お願い申し上げます。
敬白
＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊記 ＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊
■実施日
＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊記 ＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊
■変更項目 ＴＲＡＣＰ-５ｂ
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変更内容
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新
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旧
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項目コード
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5550
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5551
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基準範囲
単位：mU/dL
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男 性：170〜590 （変更なし）
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男 性 ：170〜590
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女 性：（YAM値）120〜420
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閉経前女性：120〜440
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閉経前女性（30〜44歳）：120〜420
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閉経後女性：250〜760
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■実施日
平成２２年３月３１日（水）受付分より
以上
10-0327
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